+痔

痔とは

痔,ぢ

おしりの悩み、といえば痛い痛い「ぢ」ですよね。
日本人には大変なじみ深い疾患ですが、海外でも沢山の人がこのおしりの悩みと常にたたかってきました。
どうして私たちは痔になってしまうのでしょうか?


日本人と「ぢ」

正式な漢字があるにも関わらず、平仮名で「ぢ」とかかれる事からもわかるように、日本人になじみのある疾患だったことがわかりますよね。

日本人はなりやすい?

痔疾は世界中の人々が悩むおしりのトラブルですが、特に痔率が高いといわれています。精神的なストレスを溜め込みやすいから痔になりやすいのだ、といわれる事もあり、日本人は3人集まるとそのうちの一人は痔主だということもよく耳にします。しかし、実際日本人が”ぢ”になる割合は、他の国の人とほとんど変わらないのです。では、なぜ日本人が”ぢ”になりやすいといわれるようになったのでしょうか。

我慢してしまう日本人

裂肛などの痔疾ができる部分は普段人には見せない場所ですよね。もちろん自分でもちょっと見にくいところですから、どんな状態になっているのかをしっかり確認している人は少ないかもしれません。これは、日本人に限らずどの国の人も同じですが、特に日本人は痔疾にたいして「恥ずかしい」という気持が強く、痛みやかゆみなどの症状を感じても医者にすら見せることを恥ずかしいと感じてしまいます。そのため、他の国に比べかなり進行してからやっと病院へ向かうという人が多く、日本人は治療が困難な痔持ちが多い、ということになるのです。

実はこんな有名人も…

どんなに力の強い人でも、どんなに頭の良い人でも、人間である限りぢに悩まされる可能性があります。あの皇帝ナポレオンは、辛い「痔ろう」だったことでも有名です。ナポレオンは、睡眠時間が3時間だったという逸話が残っていますから、生活習慣の乱れが原因かもしれませんね。また、杉田玄白や野口英世といった医学に通じる人たちも自分の痔には相当悩まされていたそうです。その他にも、痔疾に悩んでいた有名人には松尾芭蕉やルイ14世、夏目漱石、マーラーなど国内外を問わず沢山の人がいます。あんな人も同じおしりの悩みを抱えていたんだ…とおもうとちょっと不思議な気がしますね。

痔になる動物「人間」

動物の中で「ぢ」という疾患を患うのは、もともと人間だけでした。二足歩行で暮らし、排泄行為は決められた場所で行う習慣のある人間ならではの病気とおもわれていましたが、最近は人間と一緒に暮すペットにも痔疾の症状が現れることがあるそうです。

二足歩行と共に

二足歩行で生活していると、身体の真下に位置することになる肛門には、内臓の重みと重力によって大きな負担がかかります。立っているだけでも相当な負担を抱えている肛門ですが、さらに人間は排泄を「トイレ」という空間で行うのが習慣になっていますから、トイレへいけないときには便意を感じても我慢してしまいます。便を出せるときまで肛門はしっかりと閉じて便を外へ出さないようにしておくことが出来ます。これも肛門周辺の筋肉や粘膜の活躍があってこそ出来ることですよね。ですから、人間の生活には痔疾になる要素が沢山隠れているんです。

こんな生活していませんか?

忙しいとついつい、外食…。肉が大好きで、気が付くと野菜はあまり沢山食べていない。嗜好品が大好きでコーヒータバコは毎日楽しむ。忙しくてトイレでゆっくり用を足すことが出来ない。便意を感じたときにすぐトイレへいけないことが多い。現代社会の中では日常的に見られる生活習慣ですが、これはどれも”切れ痔”や”イボ痔”、”アナ痔”を作る原因になっています。痔疾患になる動物「人間」である上に、さらにぢを呼び込んでしまうような生活習慣を送っていると、立派な痔主になってしまいますよ。